社会とのコミュニケーション 社員とともに

住友大阪セメントグループは、社員が安心して働くことができるように、安全・健康で働きやすい快適な職場環境づくりに努めています。また社員一人ひとりが長きにわたりいきいきと働ける組織・職場作りを目指し、能力や適性を活かして社会に貢献できる人材の育成と、活力のある会社づくりを目指しています。

安心して働くことのできる職場づくり

労働安全衛生

1. 安全衛生保安対策本部管理体制

当社では、全社の安全衛生保安対策本部を設置し、事務局を中心とした定期的な連絡会の実施など、安全に対する一層の取り組み強化を行っています。

2. 当社の安全教育について

当社では、「労働者の安全と健康を最優先する企業文化」である「安全文化」を定着させるべく、各段階における安全教育の徹底に力を入れています。

取り組み紹介

(1) 労働災害反省会の実施
当社では毎年、社長以下主要事業所および協力会社の責任者、労働組合の代表者が集まり、労働災害反省会を実施しております。これまでの労働災害の事例を踏まえ、どうすればゼロ災害職場を作れるかという観点で、取り組み事例の紹介や様々な議論が繰り広げられます。 全社を挙げて「安全に厳しい」企業風土造りに取り組んでいます。

(2) 若手社員・階層別安全教育
当社では、若手社員の安全に対する意識を向上させる為に、入社5年目までの若手社員を中心に安全教育を実施しています。過去に発生した災害事例を用いてグループ討議を実施し、議論を通して『安全最優先』を徹底する為、安全作業ルール遵守の指導を行っています。また、新入社員から管理職を対象に階層別教育を実施し、段階的で体系的な安全教育に取り組んでいます。

(3) 安全体感教育の実施
当社および協力会社社員を対象に、全セメント工場と船橋事業所で外部講師を招き「安全体感教育」を実施してきました。現在は、事業所単位でその作業内容にあった体感装置を自ら考案し、展開しています。本研修は実際に巻き込まれ等の危険を体感し、改めて災害の恐さや安全行動の重要性を認識することのできる貴重な機会となっています。実体験による身体と目で覚える教育を今後も継続して実施し、安全行動のマンネリ化防止や若手社員の育成につなげ、災害”ゼロ”を目指します。

『参加者感想』
  • 口より、目より、体感することで、これ程危険に対する意識が敏感になるとは思わなかった。
  • 高所危険体験で落下時の衝撃のすごさに驚き、安全帯の重要さを感じた。
  • 危険と分かっていても、どれ程危険なのか、実体感でき、根本的な所から本当の安全意識が高まった。
  • 今回の経験を活かし、これまでと異なった観点から作業に従事していきたい。

3. 健康管理

社員が健やかに働けるように、健康保険組合と協力して所定の健康診断をはじめ、各種人間ドックに対する補助など、社員の健康づくりをサポートしています。近年は当社においても社員のメンタルヘルス不調者が増えてきているため、当社では専門機関と提携し、専門家による相談体制を各地区に整え、社員が活用しやすいように推進しています。また、ストレスチェック制度を導入し、未然防止に努めています。今後も産業医による衛生講話や定期的なメンタルヘルスセミナーの開催などを通して、社員一人ひとりがストレスについて正しい理解を深め、健康で活力ある心身を築けるようサポート体制を強化していきます。

社員がいきいきと働くために

高齢者雇用制度

高齢者雇用については、定年退職者を知識・技能経験を保有した貴重な人材と位置付け、若年世代へ着実に技術継承を行う為、希望者全員を再雇用し、最長で65歳まで更新できる再雇用制度を導入しています。
今後も改正高年齢者雇用安定法の趣旨にのっとり、より一層高齢者の活躍の場が拡大するよう努めていきます。

障がい者雇用への取り組み

障がい者雇用について、当社は積極的に取り組んでいます。今後も能力と適性に応じた人材の登用により企業価値を向上するため、引き続き受入体制の整備を行い、雇用の拡大に努めてまいります。
また、定着に向けた取り組みとして、採用面接時にできる限り詳細に配慮事項をヒアリングし、職場環境等の整備を行い、障がい者の方が最大限力を発揮できる就業環境づくりに力を入れています。今後も引き続き社内理解促進のため、啓発活動もこれまで以上に力を入れ、障がい者雇用を促進していきます。

労使が協力して働きやすい職場づくりを推進

住友大阪セメントと住友大阪セメント労働組合は、長年築いてきた信頼関係と相互理解のもと、協力して諸課題の解決に取り組んでいます。年2回の労使トップによる「労使懇談会」では、会社を取り巻く経営環境や事業概況を労使が共有することによって、労使協調による会社の発展、社会貢献に寄与する土台づくりに取り組んでいます。また、2009年度からは総労働時間削減の取組みの一環として、各職場で決めた「ノー残業デー」に労使が協力して定時退社の徹底を呼びかける活動を行っています。

仕事と子育て・介護との両立を支援

少子高齢化が進む中、社員が安心して仕事と育児・介護を両立できるように、「育児・介護休業法」に基づく休業制度を設けています。2008年には仕事と育児の両立支援に取り組む企業として認定され、「次世代育成支援認定マーク(くるみん)」を取得しました。
2017年には、「仕事」と「育児・介護」の両立支援に関する規定・制度等をまとめた「両立支援ガイドブック」を作成し、社員に当社の両立支援制度の理解を促し、両立を目指す社員のサポートや制度を利用しやすい職場環境づくりを推進しています。当社は、2018年4月に次世代育成支援対策推進法における一般事業主行動計画(当社第4次行動計画)を策定し、男女とも仕事と生活を両立させながら意欲高く働き続けられる職場環境づくりを一層推進します。

女性の活躍推進

政府が進める成長戦略として女性の活躍推進が掲げられる中、当社はこれからも持続的発展を遂げるため、女性の活躍の場を拡げる取組みを推進しております。従前より進めてきた女性の積極採用に加え、『女性社員が働きやすい職場環境に向けての諸対策』として、社員が安心して働き続けられるように、関連諸制度の拡充を図っています。
2015年4月には、『結婚による配偶者との同居』や『配偶者の転勤帯同』を理由とした女性社員(管理職、全国勤務)の休職・再雇用制度等を新設しました。
2016年4月には人事部内にダイバーシティ推進グループを設置し、女性をはじめ多様な人材がいきいきと働ける企業を目指しています。
ダイバーシティ推進グループでは、次の2つの目標を掲げ、取り組んでいます。
①新卒採用数(総合職)に占める女性の割合を20%とする。
②女性管理職数は、平成33年3月31日までに、平成28年3月31日時点の在籍者数の2倍とする。
(→詳細はhttp://www.soc.co.jp/saiyou/joseikatsuyaku.html

また、女性の活躍機会拡大を図るとともに、ダイバーシティ推進の背景や当社の取組み状況を社員に周知することを目的とした研修プログラムを実施しています。
今後も、社員のさらなる活躍を後押しし、社員一人ひとりが能力や適性を生かして、長きに亘りいきいきと働ける組織・職場作りを目指します。

優秀な開発・改善を促す制度

社員による困難な業績目標への挑戦、業務上の考案・改善等を奨励し、志気の高揚とチャレンジングな企業風土の確立を図ることを趣旨として、様々な表彰制度を設けています。

取り組み紹介

1.FSO活動
当社のセメント各工場においては、いわゆる小集団活動として「FSO(フレッシュスミトモオオサカ)活動」を1981 年より展開しています。協力会社を含めた当社グループの社員が、自主的・挑戦的活動を通じ、業績・生産性の向上に日々取り組んでいます。毎年秋に行われる年1回の全社発表大会では、「社長賞」を目指して各グループによる熱い発表が繰り広げられています。

2.開発・改善賞
社員が新商品、新技術等の開発または生産、物流、販売、管理業務等に関する改善を行ない、会社に貢献したときに授与する賞です。部・場所ごとに開発や改善の成果を半期ごとにとりまとめ、賞が選ばれます。また、その中から極めて貢献度の高い開発・改善には社長賞が授与されます。社員一人ひとりがより高い目標を設定し、果敢に開発・改善に取り組むモチベーションの1つとなっています。

3.創意工夫提案
自らすすんで会社に役立つ改善提案をしたときに授与されます。グループによる提案でも対象となる為、自業務はもちろんのこと、仕事を共にする同僚と一緒になって工夫を凝らし、より良い職場環境の構築を進めています。開発・改善賞に比べ、より身近な改善提案に対する賞であり、年間で400件近くの提案があります。

各教育研修を通じた社員のレベルアップ

人材育成は、当社の持続的発展にとって、最も重要な取り組みの一つと位置付け、社員の等級に応じて階層別研修を実施し、中長期的な視点と広い視野で業務を実行する能力を高めることに重点を置いて、社員の育成を図っています。

取り組み紹介

1.充実した若手育成プログラム

若手社員の教育は、入社後3年間を特に重要な育成期間と位置づけています。各種研修に加え、新入社員一人ひとりにトレーナーが付き、OJTによる指導育成を行っています。3年後にひとり立ちし、自ら考え行動し、成果を追求できる社員に育てるため、各職場では各人に合わせた「3ヵ年育成計画書」を作成しています。職場、周囲の育成について関与する機会を増やし、部門長の育成方針を明確に設定し、より計画的に教育を展開できるようにしています。
また、若手社員の早期戦力化を目的とし、入社2年目~6年目の社員を対象に「若手社員選択型実務研修」を導入し、各々が上司と相談しながら、選択メニューの中から必要な講座を受けられるように充実した講座を設けています。

2.新入社員導入研修 地域奉仕活動

当社では入社後約2週間かけて「新入社員導入研修」を実施し、住友大阪セメントで働く社員として必要な心構えや知識を学んでいます。工場見学の際には、地域奉仕活動として工場周辺の清掃活動を行っています。今後もこうした活動を通じ、地域社会との関わりの重要性を伝えていきます。

自ら学ぶ社員を応援する制度

当社では自ら学ぶ高い意識を持った社員を応援しています。資格取得報奨金制度や通信教育などを利用し、多くの社員が自己啓発に励んでいます。

取り組み紹介

1.短期海外研修制度

グローバルな視点を身に付け、国際化に対応できる人材育成の一環として、1ヶ月間の海外研修への応募者を募り、東南アジア圏・中国・インドへの派遣を行っています。

2.ビジネス英語研修

当社では、今後のグローバル展開を見据え、ビジネス英語能力の向上や自己啓発を支援するため、英語の社内語学研修を実施しています。
グローバルな環境で活躍できる多様な人材を創出していきます。

3.国内ビジネススクール派遣制度

人材教育を目的として、国内ビジネススクール派遣を行う制度で、日本生産性本部主催の経営大学院「経営アカデミー」への派遣を実施しています。
本アカデミーは、産学協同による経営の徹底研究と企業変革を担う人材の育成のためのビジネススクールであり、産業界・学会から一流の講師陣を招いています。講義・ケース研究・グループ研究・合宿等を通して、グローバル競争時代に対応した専門能力の養成を趣旨としています。

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