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災害廃棄物の再資源化
住友大阪セメントグループは、日本各地のセメント工場で災害廃棄物を受け入れ、セメント製造用の原料や熱エネルギーとして再資源化を行っております。
今後も災害廃棄物の受け入れを通して、被災地域の復旧・復興への支援をさせていただくとともに、災害廃棄物を再資源化して製造したセメントを供給し、復興資材や堤防などの自然災害を防災・減災するインフラの構築に使われることで、社会貢献に努めていきます。

自治体との協力体制の構築
当社グループでは大規模災害が発生した場合の災害廃棄物の受け入れによる早期復旧・早期復興への支援など、さまざまな課題の解決に向けた地方自治体との協力体制構築の一環として、各種協定の締結を推進しています。
2024年5月には、岐阜県と当社が「包括連携協定」を締結しています。本協定では、大規模災害発生時に、協定を締結した県内や市内において大量の災害廃棄物が発生した場合、当社およびグループ会社のセメント工場において、災害廃棄物をセメント製造の原料や熱エネルギーとして可能な限り再利用することに加えて、持続可能な社会の実現に向けた廃棄物のセメント資源化による環境負荷の低減、環境教育の推進、地域社会生活の活性化および県民サービスの向上などのさまざまな課題について、密接に相互連携を行うことを取り決めています。
また、2024年10月には千葉県市川市と当社が「災害時における廃棄物の処理等の支援に関する協定」を締結しています。本協定は、市川市域内で大規模な災害が発生した場合に、当社のセメント工場において、災害廃棄物をセメント製造の原料や熱エネルギーとして受け入れる等、当社と市川市が迅速な支援協力を図ることを目的としています。


災害廃棄物の処理に関する協定締結先
災害廃棄物受け入れ実績(2024年3月末時点)
※表は横にスライドしてご覧いただけます。
発生年 | 災害名 | 廃棄物の発生地域 | 廃棄物名 | 受け入れ量 |
---|---|---|---|---|
2011年 | 平成23年東北地方太平洋沖地震 (東日本大震災) |
東日本広域 | 震災がれきなど | 約100千トン |
2015年 | 平成27年9月関東・東北豪雨 | 茨城県常総市 | 水没した備蓄米・畳 | 約8千トン |
2016年 | 平成28年熊本地震 | 熊本県熊本市など | 木くず、稲わら | 約18千トン |
2016年 | 平成28年台風10号 | 岩手県久慈市 | 木くず、稲わら | 約1千トン |
2018年 | 平成30年7月豪雨 (西日本豪雨) |
岡山県倉敷市など、広島県呉市、 愛媛県宇和島市 |
土砂混入廃棄物、瓦、木くず、稲わら | 約40千トン |
2019年 | 令和元年台風19号 | 栃木県佐野市、栃木市 長野県長野市、千曲市 宮城県名取市、大和町など |
畳、土砂混入廃棄物、木くず、稲わら | 約32千トン |
2021年 | 八戸港沖船舶座礁 | 青森県八戸市 | 重油が付着した漂着物、積み荷の木くず | 約0.4千トン |
2023年 | 梅雨前線・令和5年台風2号による大雨 | 愛知県豊川市 | 瓦礫・木材まじりの土砂 | 約2千トン |
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