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取り扱い上の注意

タフロックをご使用になる前には、必ず、カタログ、製品安全データシート(SDS)をご覧下さい。

施工上の注意

  1. ① タフロックは、軟弱地盤を改良するためのセメント系固化材ですので、モルタルやコンクリート等には用いないでください。
  2. ② タフロックのご使用に際しては、土質、用途、現場環境、施工方法等の条件から適切なものを選定し、事前に試験を行ってご確認後、使用する添加量を設定して下さい。
  3. ③ タフロックを過剰に添加した場合、結合水の不足等により固化不良や改良土の異常変位等の要因になります。
  4. ④ 土との混合(粉体使用時は締固めも含む)が十分に行われていない場合には、改良土の固化不良や異常変位を起こす可能性が有ります。
  5. ⑤ 良質な地盤に使用した場合は、改良土が異常変位を起こす可能性あります。
  6. ⑥ 粉体使用時は、施工現場周辺へ固化材が飛散しないように防止措置を取って下さい。

環境への配慮

  1. ⑦ タフロックには、ごく微量のクロム化合物が含まれており、これを用いた改良土から六価クロムが土壌環境基準を超えて溶出する場合がありますので、ご使用の際は、事前の試験にて溶出量の確認をお願いします。
  2. ⑧ 土との混合(粉体使用時は締固めも含む)が十分に行われていない場合には、改良土から六価クロムが土壌環境基準を超えて溶出する可能性があります。
  3. ⑨ 固化材が漏出、飛散した場合は、掃除機、スコップ、箒等によりできるだけ粉体の状態で回収し、廃棄するまで容器で保管して下さい。
  4. ⑩ スラリープラント等の濃厚な洗浄排水は、中和、希釈処理等により河川等に直接放流しないような対策(水質汚濁防止法等の関連諸法令に適合)をお願いします。
  5. ⑪ 粉塵抑制型固化材の原料には、水溶性高分子剤が添加されています。雨水、湧水等の浸透水が改良土を通過しやすい場合に、まれに周辺の河川、水路等で生分解によりミズワタ等の異常発生原因となることがあります。改良土は十分に締め固めて水の浸透量を減少させてください。また、排水設備を設置する場合はpH中和処理の他に富栄養化防止策を講じて下さい。

取扱い上の注意点

  1. ⑫ 水に触れると水酸化カルシウムを生じ、アルカリ性(pH12〜13)を呈し、目、鼻、皮膚に炎症を引き起こす可能性があります。また、飲み込むと喉を刺激します。
  2. ⑬ 多量に長時間吸入すると人体に害を及ぼす恐れがあります。
  3. ⑭ タフロックが目に入ったり皮膚に付着した場合は、きれいな水で洗眼洗浄した後に、専門医の処置をお受けください。また、吸入したり飲み込んだ場合は、速やかに新鮮な空気の場所に移し、水や温水でうがいをさせたり多量の水を飲ませ吐かせた後に、専門医の処置をお受け下さい。
  4. ⑮ ごく微量のクロム化合物が含まれており、六価クロムに対して過敏である場合は、アレルギーが起こる可能性があります。
  5. ⑯ タフロックを取り扱う際には、目,皮膚等への接触を避けるため、適切な保護具(手袋,保護眼鏡,防塵マスク等)を着用して下さい。

フレキシブルコンテナの使用上の注意点

  1. ⑰ フレキシブルコンテナ(以下、フレコンという。)でのご使用に当たっては、カタログに記載のフレコンの取り扱い方法をご確認下さい。

残材の処理について

  1. ⑱ ご使用後のフレコンや紙袋および残材は、法律に基づき適切な処理をお願い致します。
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