トップメッセージ
SOC Vision 2035
さて、当社は2023年、当社グループの持続的成長のための中長期ビジョン『SOC Vision2035』をスタートさせました。変化が激しく、先行きが不透明な時代においては、社員全員が共通の価値観を持って将来に向かい、社会に貢献していくことが重要です。そこで、『すべての事業で「環境解決」を通じて社会へ貢献する』ことを住友大阪セメント共通の価値観・存在意義と定めました。
事業ポートフォリオ変革
セメント事業の収益改善に加え、新材料事業と脱炭素分野の新規事業を新たな事業の柱とすることを目指します。
-
セメント事業
50%
-
セメント事業以外
50%
数値目標
-
売上高
4,000億円
-
営業利益
400億円以上
-
ROE
10%以上
-
ROIC
6.5%以上
存在感のある会社
環境解決企業※
徹底した差別化・独自スタイル
脱石炭への挑戦
※循環型社会・脱炭素社会等の実現に向けて、様々な環境課題に対する解決策を社会に提供していく企業
循環型社会・脱炭素社会・スマート社会に貢献するため、各事業がそれぞれ「環境解決」をキーワードとして徹底的に差別化や独自スタイルを打ち出し、製品・ソリューションを提供することで、社会に「存在感」を示していきたいと考えております。
また、今後の成長戦略についてですが、セメント関連事業(セメント、鉱産品、建材)は当社の収益基盤として今後も安定的な成長を目指す一方、市場の成長が期待できる高機能品事業(光電子、新材料)を成長事業と位置づけて拡大し、更にカーボンニュートラル関連の新規事業を創出していくことで、セメント以外の事業比率を上げていきます。
これら成長戦略の達成を通じて事業ポートフォリオの変革を掲げており、2035年には、セメントと新規事業も含めたセメント以外の事業の売上比率を50:50とし、会社全体では売上高4,000億円、営業利益400億円以上の達成を目指します。