岐阜工場における愛知県豊川市の災害廃棄物受け入れについて
住友大阪セメント株式会社(社長:諸橋央典、本社:東京都港区)は、2023年7月27日より、岐阜工場(岐阜県本巣市)において、梅雨前線及び令和5年台風2号による大雨で発生した愛知県豊川市の災害廃棄物の受け入れを開始したことをお知らせいたします。
2023年6月1日から3日午前にかけて各地で甚大な被害をもたらした梅雨前線及び令和5年台風2号により、愛知県豊川市では、河川の越水による浸水被害や土砂の流出等により大量の災害廃棄物が発生しました。
この度、岐阜工場が受け入れた災害廃棄物は、人家等に流れ込んだ瓦礫や木材まじりの土砂で、8月末までに約1,500tを受け入れる予定です。
当社グループでは、セメント製造の際に原料や熱エネルギーの一部を廃棄物や副産物で代替し、再資源化することで持続可能な社会の形成に貢献しています。
また、震災や水害などで発生した災害廃棄物についても、使用可能なものを代替原料や熱エネルギーとして受け入れて再資源化を行ってきました。
これまでに受け入れた災害廃棄物は、東日本大震災で発生した震災瓦礫等、2015年の関東・東北豪雨による鬼怒川堤防決壊に伴う茨城県常総市の米や土砂等、2018年の西日本豪雨災害で発生した土砂や瓦等、令和元年東日本台風で発生した稲わらや土砂等、多岐に亘っており、岐阜工場では、令和元年東日本台風で発生した長野県千曲市の土砂を受け入れています。
今後も当社グループは、社会貢献の一環として、積極的な災害廃棄物の受け入れに取り組むことで、災害で被災された地域の早期復旧・早期復興への支援を行ってまいります。
【受入予定数量】約1,500t
【受入予定期間】2023年7月27日から2023年8月末
【土砂写真】
以上
【本件に関する問い合わせ先】
企画部 TEL 03-6370-2725 FAX 03-6370-2756