重油が付着した海岸漂着物の受け入れを開始
住友大阪セメント株式会社(社長:諸橋央典、本社:東京都千代田区)のグループ会社である八戸セメント株式会社(社長:大嶋 信太郎、本社:青森県八戸市)は、青森県八戸港で座礁した船舶から流出した重油が付着している海岸漂着物の受け入れを9月9日より開始することになりましたので、お知らせいたします。
8月11日に青森県八戸港で座礁した船舶から、積み荷である木材チップや重油が流出し、海岸に漂着しました。八戸セメントは、その重油が付着した海岸の漂着物を受け入れ、セメント製造に有効利用します。
当社グループでは、セメント製造の際に原料や熱エネルギーの一部を廃棄物や副産物で代替し、再資源化することで持続可能な社会の形成に貢献しています。
また震災や水害などで発生した災害廃棄物についても、使用可能なものを代替原料や熱エネルギーとして受け入れており、八戸セメントでは、これまで東日本大震災で発生した震災瓦礫や2019年の台風19号(令和元年東日本台風)の災害廃棄物等を受け入れ、セメント原料やセメント製造時の熱エネルギーとして使用し100%リサイクルすることで、災害で被災された地域の早期復旧・早期復興への支援をさせて頂いてきました。
今回の事故により流出した重油は、広範囲にわたって海岸に漂着するなど、地域に大きな影響を及ぼしています。今後、重油が付着した漂着物の受け入れを積極的に進め、早期の事態解決に協力させて頂きたいと考えております。
以上
【本件に関する問い合わせ先】
住友大阪セメント株式会社
総務部IR広報グループ TEL 03-5211-4505 FAX 03-3221-4652
八戸セメント株式会社
総務部 総務課 TEL 0178-33-0111 FAX 0178-33-9266