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ニュースリリース

2020年03月27日

サステナブル対策委員会の設置について

住友大阪セメント株式会社(社長:関根福一、本社:東京都千代田区)は、温室効果ガス削減・脱炭素社会の実現に向けた取り組みを強化していくためにサステナブル対策委員会を202041日から設置します。今後、サステナブル対策委員会において、温室効果ガス削減・脱炭素社会の実現に向けた具体的な方策を検討し、温室効果ガス削減目標を含めた当社の脱炭素社会実現に向けた取組方針を公表する予定です。

政府の地球温暖化対策計画は「2050年までに80%の温室効果ガスの排出削減」という長期的目標と、長期戦略として世界全体での温室効果ガスの排出と吸収のバランス(ネット・ゼロカーボン)を今世紀後半のできるだけ早期に実現するというビジョンを掲げています。

また当社が会員となっている一般社団法人セメント協会は、2050年の長期目標や最終到達点としての「脱炭素社会」の実現に向け、目指すべき方向性を示す「脱炭素社会を目指すセメント産業の長期ビジョン」を公表しました。

当社グループにおいても、脱炭素社会の実現に向け、温室効果ガスの排出量を最大限削減するとともに、排出された温室効果ガスの適切な処理が必要と考えています。

当社グループのセメント製造工場は、効果的に廃棄物を熱エネルギーに使用し国内トップクラスの石炭代替率を誇るだけでなく、国内外で最新鋭の省エネルギー基幹設備や木質チップ等のバイオマス資源を主エネルギーとするバイオマス発電をいち早く導入するなど、これまでも温室効果ガス排出削減に資する対策に積極的に取り組んできました。

今後は、これらに加え、セメント製造における混合材増量によるクリンカ比率低減、CO2を資源として捉え再利用するカーボンリサイクルなどの一層の方策を検討し、温室効果ガス削減・脱炭素社会の実現に向けた活動を強化してまいります。

以 上

【本件に関する問い合わせ先】

総務部IR広報グループ TEL 03-5211-4505  FAX 03-3221-4651

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