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ニュースリリース

2021年11月16日

兵庫県と「包括連携協定」を締結

 住友大阪セメント株式会社(社長:諸橋央典、本社:東京都千代田区)は、2021年11月16日、兵庫県庁において兵庫県(齋藤元彦知事)と「包括連携協定」を締結しました。

 本協定は、当社のセメント工場において、兵庫県内で発生した廃棄物をセメント製造の原料や熱エネルギーとして再資源化すること等、次の項目について、当社と兵庫県が密接な相互連携を行うものです。

(1)廃棄物の資源化等による環境負荷低減に関すること。
(2)青少年の健全育成に関すること。
(3)災害時の早期復旧に関すること。
(4)災害時における資材調達に関すること。
(5)観光振興に関すること。
(6)地域の安全・安心に関すること。
(7)兵庫県産品の活用と知名度の向上に関すること。
(8)その他地域社会の活性化及び県民サービスの向上に関すること。

 当社は、昭和41年(1966年)に赤穂工場(兵庫県赤穂市)の操業を開始して以来、地元雇用の推進、さまざまな地域活動への積極的な参加などの他、近年では、関西圏唯一のセメント工場である利点を活かし、地域で発生する廃棄物のセメント再資源化処理にも積極的に取り組んで参りました。

 また、震災や水害などで発生した災害廃棄物についても、セメント工場で処理が可能なものを受け入れています。これまで東日本大震災や平成27年9月関東・東北豪雨による鬼怒川堤防決壊に伴う茨城県常総市の災害廃棄物、熊本地震、平成30年7月豪雨(西日本豪雨)や令和元年東日本台風(台風19号)といった大規模災害で発生した災害廃棄物の受け入れ実績があり、赤穂工場では、熊本地震や西日本豪雨で発生した災害廃棄物を受け入れています。

 今般の包括連携協定の締結により、災害廃棄物の早期受け入れ実現の他、様々な形での地域への協力を行うことが可能となります。今後も兵庫県との協力関係をさらに強固にし、持続可能な社会の形成と地域の発展、向上に取り組んで参ります。

写真(締結式の様子、当社社長 諸橋央典、齋藤元彦兵庫県知事)

                                      以上

【本件に関する問い合わせ先】
 総務部IR広報グループ TEL 03-5211-4505  FAX 03-3221-4652         

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