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About こんなところに住友大阪セメント

ビル、トンネル、道路、橋梁きょうりょうなど、私たちの暮らしに欠かせない
さまざまな
構造物を形づくるコンクリートの原料になっているのがセメントです。
さらにセメントは、社会のあちこちで生じる廃棄物や副産物を再利用してつくられています。
さあ、地球にやさしい「さすてなタウン」をのぞいてみましょう。

  • コンクリート構造物
    ダム・橋梁きょうりょう
    空港・ビル群・
    スーパー堤防など

    セメントに、水、砂、そして砂利や砕石さいせきを混ぜ合わせて生まれるコンクリート。その耐火性や耐水性、耐久性を活かして、私たちの暮らしを支えるさまざまな構造物を形づくっています。強度を追求した高強度コンクリートや、流動性を追求した高流動コンクリートなど、構造物の特徴に合わせてさまざまな種類のコンクリートが使われています。

  • 廃棄物・副産物が発生する場所
    石炭火力発電所

    セメントの原料

    石炭灰

    石炭火力発電所では石炭をボイラーで燃やすことにより、私たちの暮らしのさまざまな場面で使われる電気をつくり出しています。その石炭を燃やす過程で発生するのが、石炭灰という廃棄物・副産物です。この石炭灰を、天然の資源である粘土の代替としてセメントの原料にリサイクルしています。

  • 廃棄物・副産物が発生する場所
    下水処理場

    セメントの原料

    下水汚泥おでい

    私たちがトイレや台所などで使用した水は、下水道管を通って下水処理場へたどり着き、さまざまな汚れが取り除かれた綺麗な水となって川や海に流れていきます。その処理の過程で発生する廃棄物が下水汚泥おでいです。従来は埋め立て処分されることが多かったものの、現在は天然の資源である粘土の代替としてセメントの原料にリサイクルしているほか、乾燥させた下水汚泥おでいは熱エネルギーとして利用しています。

  • 廃棄物・副産物が発生する場所
    製鉄所

    セメントの原料

    こうさい

    製鉄所では高炉と呼ばれる高温の設備を用いて鉄鉱石から鉄を取り出し、自動車や橋梁きょうりょう、ビルなど、私たちの身の周りのさまざまなものに使われる鉄鋼製品を生み出しています。その製造過程で生じる廃棄物や副産物の一つであるこうさい(スラグ)を、天然の資源である粘土の代替としてセメントの原料にリサイクルしています。

  • 廃棄物・副産物が発生する場所
    建設・土木工事

    セメントの原料

    建設発生土/建設汚泥おでい

    建設発生土・建設汚泥おでいとは、ビルや住宅などの建設工事現場や、トンネルの掘削くっさくなどの土木工事現場で生じる大量の土砂や汚泥おでいのこと。従来は埋め立て処分されることが多かったものの、現在は天然の資源である粘土の代替としてセメントの原料にリサイクルしています。そのほか工場跡地などで生じる汚染土壌(環境基準を超えたもの)についても無害化の上、積極的に受け入れ利用しています。

  • 廃棄物・副産物が発生する場所
    自治体清掃工場

    セメントの原料

    ごみ焼却灰

    一般家庭から出るごみを焼却処理した際に発生する廃棄物が、ごみ焼却灰です。私たちは毎日たくさんのごみを廃棄しており、その量は一日一人あたり約1kgと言われています。それらは主に各自治体の清掃工場で焼却処理されますが、その際に発生するごみ焼却灰をセメントの原料としてリサイクルすることで、埋め立て処分場の延命に大きく貢献しています。

  • 廃棄物・副産物が発生する場所
    一般家庭・飲食店

    セメントの原料

    サイディング材

    代替熱エネルギー

    廃プラスチック

    ペットボトルや包装容器を廃棄する際に発生する廃プラスチック。これらを焼却する時に発生する熱を、セメントをつくる焼成しょうせい工程こうていの熱エネルギーとしてリサイクルすることで、CO2削減を実現しています。また住宅の外壁材の一種であるサイディング材も、セメントの原料として利用しています。

  • 廃棄物・副産物が発生する場所
    自動車

    代替熱エネルギー

    再生油/
    廃タイヤ

    私たちの毎日の移動を支える自動車。そのエンジンを動かすエンジンオイルなどの使用済み油を成分調整した再生油や、役目を終えた廃タイヤを、セメントをつくる焼成しょうせい工程こうていの熱エネルギーとしてリサイクルしています。さらに廃タイヤを破砕はさいし、自家発電の熱エネルギーとしても利用することでCO2削減を実現しています。

  • 廃棄物・副産物が発生する場所
    森林・解体現場

    代替熱エネルギー

    木くず

    木材は古くから、住宅や家具など暮らしを豊かにするさまざまな用途で使われてきました。家屋などを解体した際に発生する木くずは、破砕はさいしてセメントをつくる焼成しょうせい工程こうていの熱エネルギーとしてリサイクルしています。また木を育てるために欠かせない間伐かんばつ作業で生じる間伐材かんばつざいも、破砕はさいして自家発電の熱エネルギーとして利用しています。

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