セメントコンクリート用語

コンクリートに関する情報を
まとめました。辞書としてご活用ください。

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配合強度
配合を定める際に目標とするコンクリート強度。コンクリートの品質のばらつきによって設計基準強度を下回るコンクリートの生ずる確率が一定値以下となるように設計基準強度を割増した値とする。
白華 (エフロレッセンス)

硬化したコンクリートの表面に出た白色物質。セメント中に含まれる硫酸塩,炭酸塩が水に溶けて表面に現れ水が蒸発して析出した塩で、特に炭酸カルシウムを主成分とする。
パレート図
不良、欠点等の要因を項目別に層別して出現度数の多い順に並べるとともに累積和を示した図。

比例限界
鉄筋の機械的性質のひとつで、鉄筋を徐々に引張っていった時に、引張り始めて直ぐに見られる、応力―ひずみが直線関係を示す範囲の限界点のこと。
標準偏差
分散の正の平方根。データのバラツキの大きさの尺度。
引張強度
供試体の一軸引張試験において、最大耐力を加力軸に直交する供試体断面で除した値。(JIS A 1113 参照)一般に割裂引張強度の値を用い、圧縮強度の1/10~1/13。
疲労強度
材料が繰り返し応力を受けると静的強度以下の応力であっても破壊にいたることがある。このようなコンクリートが繰返し応力(荷重)を受けて破壊したときの強度。一般に、200万回繰り返した200万回疲労強度は、圧縮強度の55~65%程度。
表面仕上げ
コンクリートの表面を所望の外観、肌および性質に仕上げること。表面を仕上げる目的は、外観を美しくするほか、構造物の耐久性・水密性を増すため。
被覆養生
養生マットや水密シートなどでコンクリートの露出面や型枠面を覆い、打込まれたコンクリートから日光の直射や風等による水分の逸散を防ぐ養生方法。
ヒストグラム
測定値の存在する範囲をいくつかの区分に分け、各区分を底辺としその区間に属する測定値の出現(相対)度数に比例する面積をもつ柱(長方形)を並べた図。

普通ポルトランドセメント
土木・建築構造物の建設用として、全国どこでも入手できる最も汎用性の高いセメント。また、袋物の入手も容易なことから、小規模工事や左官用モルタルとしても使われている。
フライアッシュセメント
火力発電所で発生するフライアッシュを混合したセメント。混合するフライアッシュの割合によりA種(5%を超え10%以下)、B種(10%を超え20%以下)、C種(20%を超え30%以下)の3種類に分けられる。初期強度は低いが、水和熱が小さく、また、コンクリートの流動性が高い。
粉末度
比表面積で示され、セメント1g当りの全表面積をcm2/gで表す。比表面積が大きいほど細かいことを示す。また、大きいほど強度の発現は早く、水和熱は高く、乾燥収縮は大きくなる。試験方法はブレーン空気透過装置を用いて測定する。
フライアッシュ
火力発電所の微粉炭燃焼の際に副産される石炭灰の一部であり、顕微鏡で拡大して見ると球状である。セメントとポゾラン反応を起こし硬化する。コンクリートに混入して使用すると、流動性が高まり、単位水量を減少でき、水和熱が低減できる。また、化学抵抗性も高め るメリットがあるが、初期強度が低くなる。JIS A 6201で品質により4種類に区分される。
フェロニッケルスラグ骨材
炉でフェロニッケルと同時に生成する溶融スラグを徐冷し、又は水、空気によって急冷し、粒度調整したものである。細骨材だけが規定されており、粒度により区分されている。JIS A 5011-2に規定されている。
プラスティシティー
容易に型に詰めることができ、型を取り去ったときにゆっくりと変形を生じるが、崩れたり、材料分離を生じたりすることのないようなフレッシュコンクリートの性質。適切なコンシステンシーのもとでは、単位セメント量,細骨材率などが大きいほど、また細骨材中の微粒分が多いほどプラスティシティーが高くなる。
フィニッシャビリティー
コンクリートの打上がり面を要求された平滑さに仕上げる場合の作業性の難易の程度。粗骨材の最大寸法、細骨材率、細骨材の粒度、単位セメント量,コンシステンシー等に支配される。
ブリーディング
フレッシュコンクリート中において、その構成材料の内密度の最も小さい水が、骨材,セメント粒子の沈降に伴ってコンクリート上面に上昇する現象。単位水量が多い場合やスランプが大きい場合などにその現象が顕著となる。ブリーディングが著しい場合、水みちを形成して密実性を損ない、またコンクリートの沈下も大きく沈下ひび割れの原因となる。
プロクター貫入試験
コンクリートの凝結時間試験方法。コンクリート中のモルタルを容器に詰め、プロクター貫入抵抗試験器を用 い、時間経過と共に貫入針が深さ1cm貫入するに要する力を測定し、この力を針の面積で除して貫入抵抗を測定する。貫入抵抗値が3.5N/mm2で始発、 28N/mm2で終結とする。
付着強度(鉄筋-コンクリート)
二つの材料が接触して外力に抵抗する力を付着力といい、破壊時の付着力を付着面積で除した値をいう。
プラスチック収縮ひび割れ
コンクリートがまだプラスチックな状態にあるときに発生する。初期乾燥ひび割れのこと。
不動態被膜
化学的又は電気化学的に溶解若しくは、反応が停止するような金属の特殊な表面仕上げのこと。コンクリート中の鋼材は、強いアルカリ性によって表面に緻密な不動態被膜が形成され発錆しない。
プレストレストコンクリート舗装
コンクリート舗装版にあらかじめプレストレスを与えておいて、コンクリート舗装版に生じる引張応力を軽減するようにしたもの。
分離低減剤
フレッシュコンクリートなどの材料分離を減少させる効果をもたらす混和剤。材料分離を抑制させる効果をもたらす減水剤、AE減水剤、増粘剤などを適当に組み合わせた1つの製品を指すこともある。建築分野では、増粘剤を意味する用語として用いていることが多い。
分離抵抗性
構成材料間でその質量差などによって生じる相対移動に抵抗する性状。
プレストレストコンクリート
引張り力が作用する箇所に、PC鋼材によってあらかじめ圧縮力(プレストレス)を作用させているコンクリート。
プレテンション方式
PC鋼材に緊張を与えた後コンクリートを打込み、硬化後緊張力を解除することにより、コンクリートにプレストレスを与える方法。主に工場で製作される場合に用いられる。
プレパックドコンクリート
型枠内にあらかじめ粗骨材(15mm以上)を充填し間隙に特殊なモルタルを注入してつくるコンクリート。

変動係数
分布の中心の位置に相対的なバラツキの大きさを示す量をいい、標準偏差を平均値で割ったもの。変動係数はバラツキを相対的に表し、通常、変量をとる値が決して負にならない場合に用いる。
ペシマム量
アルカリシリカ反応には反応性骨材単体で用いた場合よりも反応性骨材と非反応性骨材を混合して用いた場合に膨張量が大きくなる場合があり、膨張量が最も大きくなる場合の骨材に含まれる反応性骨材の割合のこと。
ベルトコンベア
滑車により循環するベルトにコンクリートを乗せて運ぶ連続運搬装置。硬練りコンクリートを運搬する場合に用いる。

ボーグの式
セメントの化学分析結果から組成化合物の比率を求める計算式。

C3S=(4.07×CaO)-(7.60×SiO2)-(6.72×Al2O3)-(1.43×Fe2O3)-(2.85×SO3)
C2S=(2.87×SiO2)-(0.754×C3S)
C3A=(2.65×Al2O3)-(1.69×Fe2O3) C4AF=(3.04×Fe2O3)

防錆剤
コンクリートの鉄筋はアルカリの環境下では腐食しないが、ある程度以上の量の塩分が存在したり、中性化が進んだり、有害成分が含まれると腐食する。防錆剤はこの腐食速度を遅くする目的で添加するものであり、物理的あるいは化学的作用によって金属表面に吸着し、または、化学反応によって防食皮膜を形成し、金属と腐食液の接触を遮断する。
ポゾラン
それ自体には水硬性はないが、ポゾランに含まれている可溶性の珪酸等が水酸化カルシウムと徐々に反応して、不溶性の安定な珪酸カルシウムをつくる物質の事。ポゾランには人工的なフライアッシュやシリカヒューム及び天然の火山ガラスや珪藻等がある。
膨張材
セメントおよび水とともに練り混ぜた場合、水和反応によってエトリンガイト、又は水酸化カルシウムなどを生成し、モルタル又はコンクリートを膨張させる作用のある混和材料のこと。品質はJIS A 6202 に規定されている。
ボールベアリング作用
コンクリートの流動性を高め、ワーカビリティーを向上させる作用。このような作用をするものにフライアッシュがあり、品質の優れたフライアッシュは粒子表面の大部分が滑らかな球状をしており、ボールベアリング作用により、所要のコンシステンシーを得るのに要する単位水量を少なくすることができる。また、AE剤などにより連行された微細な気泡も同様な作用により、ワーカビリティーの向上に貢献する。
ポアソン比
コンクリート供試体に単純圧縮力(又は単純引張り力)を加えたときに供試体の載荷方向と直角方向に生じたひずみと載荷方向のひずみとの比の絶対値。コンクリートではほぼ1/5~1/7。
ポアソン数
ポアソン比の逆数。コンクリートでは5~7。
保温養生
寒中コンクリートにおいて、初期養生に引き続き所定材齢で設計基準強度を得るために行う養生。保温養生には、断熱保温養生と、加熱保温養生がある。
舗装コンクリート
コンクリート舗装に用いられるコンクリートで、次のような性質を備えたもの。①曲げ強度が大きい②すりへり作用に対する抵抗性が大きい③すべり抵抗性が大きい④気象作用による耐久性が大きい⑤乾燥収縮が小さい⑥作業に適したワーカビリティーが得られ、特に表面仕上げが容易である
ポストテンション方式
あらかじめPC鋼材を定着しておきコンクリートを打込み、硬化後PC鋼材を緊張してコンクリートにプレストレスを与える方法。主に現場での製作される場合に用いられる。
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