住友大阪セメント HUMAN SITE

事業紹介

循環型社会をつくる固い意思。環境事業。

人が生活し、企業が事業活動を行う上で、廃棄物・副産物の発生は避けられません。住友大阪セメントでは、他産業や自治体から発生する様々な廃棄物・副産物をセメント工場へ積極的に受け入れ、セメントの原料・燃料としてリサイクルしています。日本の限りある土地の中では、最終処分場(埋め立て場)が不足しており、リサイクル活動は環境保全の観点から至上命題と言えます。また、地球温暖化ガスの抑制や、天然資源の節約等も環境保全を考える上で重要なキーワードとなっております。社会にとって大切な役割の一翼を担っている事業です。

セメントリサイクル

 セメントの主成分はカルシウム、珪素、アルミ、鉄の4元素であり、これらの成分を多く含む石灰石、粘土、珪石、酸化鉄原料などの天然資源を組み合わせてセメントを製造します。一方、多くの廃棄物・副産物の成分もアルミ、鉄、珪素からなっているため、天然資源から廃棄物・副産物に置き換えてセメント原料として使用することが可能です。現在、主原料の石灰石以外の天然資源については、ほとんどが産業廃棄物に置き換えられています。また、セメントの焼成には高い熱エネルギーを持つ化石燃料を使用していますが、その代替として木屑や廃プラスチックなどの可燃性廃棄物を使用し、化石燃料の使用削減と排出CO2の削減を実現しています。

セメントリサイクルの特徴

 セメントリサイクルの優れた特徴として、セメント焼成温度は1,450℃と高温であるため、廃棄物を焼却する際に発生するダイオキシンなどの有害物質の発生が極めて少ない点、受け入れた廃棄物は全てセメントの成分として取り込まれるため、2次廃棄物が発生しない完全なリサイクルが可能なシステムであるという点が挙げられます。この特徴は、資源を有効活用し、無駄のない循環型社会を構築する上で、非常に有効な特徴です。

バイオマス発電

 セメント工場に有している火力発電所では、化石燃料を使用して発電していますが、近年ではクリーンな電気を創造するため、木質バイオマス燃料に着目し、木質チップを使用したバイオマス発電に力をいれております。木質チップは建築廃材や間伐材などを燃料として再利用したものであり、天然資源である化石燃料の節約と排出CO2の削減が可能です。また、燃料が燃焼した後の灰については隣接するセメント工場でセメントにリサイクルすることが出来るため、燃料として再利用した木材を電気・セメントに循環させる、環境に優しい循環完結型の発電が可能です。2009年に栃木工場に木質チップを主燃料とするバイオマス発電所を建設し、化石燃料に頼らない電気を生み出しています。

高い処理技術と高度な品質管理

 様々な廃棄物を使ってセメントを作る以上、天然資源のみを使ってセメント製造していたときと比べ、品質のコントロールは難しくなっております。住友大阪セメントでは、100年以上の歴史の中で培ってきた高い技術力・ノウハウを活かし、年間に約500万トンも廃棄物・副産物を受け入れ、セメントにリサイクルしています。また、原単位(セメント1tあたりどれぐらいの廃棄物・副産物を使用しているか)においては、516kg/tと業界平均:486kg/tを大きく上回り、当社の高いリサイクル技術を裏付けております。
※数字は2013年度実績(セメント協会資料より)

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